BUNGUBOX × Synchronicity GlassArt ガラスペン　“ 十五夜の月 ”

十五夜の月　

「 今は昔、竹取の翁(おきな)といふものありけり 」

このフレーズで始まる日本最古の物語「 竹取物語 」

翁(おきな)が光る竹の中から見つけた女の子は

かぐや姫 と名付けられ、あれよという間に

まばゆいばかりの美しい娘になりました

いつのころからか かぐや姫は、

月を見るたびに泣くようになり

ある時 涙ぐみながら翁に話しました

「 次の十五夜が来たら月に帰らなければいけないのです 」

そしていよいよその夜がやってきて

別れを惜しむ人々をよそに

月からのお迎えの光の中

かぐや姫は

今までの記憶を消すという

キラキラ透き通る 美しい羽衣 をかけられて

月に帰っていきました…

このガラスペンはかぐや姫が帰って行った

十五夜の夜をイメージしています

深く蒼い闇の中に煌々と光る月が印象的な1本です