インクの種類について

インクの種類について

染料インク 初心者におすすめ

最もポピュラーなのが「染料インク」です。

書き心地はサラッとしており、水に溶けるインクで、「水性ペン」のような役割をします。

万年筆内部で固まってしまうなどのトラブルが少なく、手についても簡単に洗い流せて、初心者の方でも安心です。

紙に定着した後でも水で流れやすいので、水濡れには注意が必要です。


顔料インク

水に溶けない顔料を使用したインクです。

すこし粘度があるような書き心地がして、「油性ペン」のような役割をします。

耐水性と耐光性があり、宛名書きや長期保存の文章などに使用するのに向いています。

ただ、水に流れない分、万年筆内部で固まってしまった時などには、お手入れが難しくなります。

乾燥させないように、毎日の使用や定期的な洗浄が推奨されるので、取り扱いにはある程度の注意が必要です。


古典インク

名前の通り、染料インクや顔料インクより以前に使われていた古典的な製法のインクです。「没食子インク」とも呼ばれます。

筆記直後は鮮やかに発色していますが、乾燥していくにつれ酸化が進み、暗い色のインクに変化していきます。

書き心地は染料インクに近くサラッとしていますが、酸化して定着したインクは耐水性や耐光性があり、顔料インクと近い役割をします。

酸化作用があるため、こちらも取り扱いにはある程度の注意が必要です。


[参考画像:趣味文より]左側くらいの簡単な説明


・顔料インクについて

 ①特徴、取り扱い方

 ②BUNGUBOXの顔料インクの紹介


・古典インクについて

 ①特徴、取り扱い方

 ②BUNGUBOXの古典インクの紹介

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